歯周病インプラントサイト東京杉並｜ファミーユ歯科監修

インプラント治療のメリットの1つとして1本から治療が行える点が挙げられます。歯は1本でもなかったり、グラついていると周りの歯並びに影響してきますので、きちんと治療を行うことはとても重要です。

インプラント治療は審美性にもとても優れています。この症例をご覧頂くと分かるように、とても自然な仕上がりで、まるで天然歯のようです。

レントゲン写真の右側の顎は長い入れ歯生活による骨の吸収により、下歯槽神経に近く、インプラントを埋入する距離がとれませんでした。しかしショートインプラントを選択することにより、骨を造る手術をすることなしにインプラントでしっかり噛めるようになりました。

上顎の歯槽骨の上部（頬骨の奥）には、上顎洞（サイナス）という大きな空洞があり、鼻腔へとつながっています。上の奥歯を失ってしまうと、上顎洞が下方に拡大していきます。同時に、失った歯の周囲の歯槽骨が吸収されていくので、歯槽骨の厚みが加速的に減少していきます。そこで、サイナスリフトという方法で膨らんできた上顎洞に移植骨や骨補填材、最近ではインプラント本体の一部を挿入して、上顎洞の底部分を押し上げます。

上顎臼歯部分にインプラントを埋入する際に上顎の骨が薄いと、埋め込んだインプラントの先端が骨から出てしまい、不安定になってしまいます。そこで、ソケットリフトという方法で自家骨を挿入し、骨を加えます。ケットリフト法とは、口腔内から上顎洞底部を持ち上げて隙間を作り、骨移植や再生療法で骨増成を誘導する上顎の骨の再生手術法です。上顎の骨に垂直に穴を開け、インプラントを入れるスペースを作り、そのスペースに自家骨を挿入してインプラントを埋入します。インプラントは先端までしっかり骨が覆われることで6～9ヵ月後には上顎の骨としっかり結合します。この方法はインプラントを埋入する部分の上顎の歯を支える骨の頂点から上顎洞の洞底部までの骨の厚みが10mm以下で、最低5mm程度は存在する場合に可能です。

治療においては以下のようなリスク、副作用がありますが、十分な診断と説明のもと、行います。 適切な処置やケアがあれば、軽減することが可能ですので、違和感などあれば遠慮なくお尋ねください。